株式会社エマルションフローテクノロジーズ

日本原子力研究開発機構(JAEA)発のスタートアップ。JAEAが使用済み核燃料の元素分離技術として開発した溶媒抽出技術「エマルションフロー」を活用した事業展開を行う。

CEO. 鈴木裕士
Founded. 2021/04/05
Capital.

茨城県那珂郡東海村白方7番地5
https://emulsion-flow.tech/

Overview


日本原子力研究開発機構(JAEA)発のスタートアップ。JAEAが使用済み核燃料の元素分離技術として開発した溶媒抽出技術「エマルションフロー」を活用した事業展開を行う。

エマルションフローは、低コストで高効率に高純度な元素分離を可能にする技術。同技術を活用することで、廃棄されたリチウムイオン電池(LIB)などに含まれるコバルトやニッケル、リチウムといったレアメタルを低コストで回収し、回収したレアメタルをハイテク産業に直接再利用することが可能になるほか、工場排水に含まれる油分やPFAS(有機フッ素化合物)などの環境汚染物質の分離回収にも活用できる。

Founder


  • 代表取締役CEO/鈴木裕士
    2003年、日本原子力研究所(現、日本原子力研究開発機構/JAEA)に入所。2018年度にNEDO SSAを受講後、JAEA内にイノベーション推進室を設立。原子力分野から創出される研究開発成果の社会実装の支援を開始し、2021年4月、JAEA発ベンチャーとなる株式会社エマルションフローテクノロジーズを設立。代表取締役CEOに就任
  • 取締役CTO/長縄弘親
    東京理科大学大学院博士課程修了。フランス原子力エネルギー庁国立原子科学技術研究所ポスドク、日本原子力研究所専門研究員を経て、1992年に日本原子力研究所に入所。2021年4月、株式会社エマルションフローテクノロジーズを設立。取締役CTOに就任

Financial Results


  • 2023年3月期(2期)、利益剰余金 △1億4,041万7,216円、総資産 5億7,572万2,502円
  • 2022年3月期(1期)、利益剰余金 △3,345万156円、総資産 6,037万7,052円

History


  • 2023年4月、大平洋金属株式会社と共同研究開発契約を締結
  • 2023年3月、イワキと共同研究開発契約を締結
  • 2021年10月、NEDO STS採択(最大助成額7000万円)
  • 2021年8月、エンビプロ・ホールディングスと共同研究契約を締結
  • 2021年4月、株式会社エマルションフローテクノロジーズ設立

Investors


Spiral Innovation Partners、本田技研工業リアルテックファンドSMBCベンチャーキャピタル三菱UFJキャピタルニッセイ・キャピタルMOL PLUS、静岡キャピタル、みずほキャピタル、未来創造、NCBベンチャー、OCP2号、KDDI Green Partners、岡三キャピタルパートナーズ

Funding


  • 2022年10月、1億円調達(融資)
    /日本政策金融公庫

Patent


<商標>

2021年07月07日EMULSION\FLOW\TECHNOLOGIES
07類, 37類, 40類, 42類
2021年07月07日EFT
07類, 37類, 40類, 42類

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