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企業DXのフレクト、マザーズ上場。初値は公開価格127.84%上回る5,810円

企業DXのフレクト、マザーズ上場。初値は公開価格127.84%上回る5,810円

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10日、企業のデジタルトランスフォーメーション支援事業を展開するフレクト<4414>が​​東証マザーズに新規上場した。初値は5,810円で公開価格 2550円を127.84%上回った。上場初日の終値は6,810円だった。公開株数は580,700株。株式上場による資金吸収額は14.8億円。市場から調達した資金は、人材採用の強化や研究開発費、借入金返済などに充てる。

フレクトは、2005年8月に資本金1,000万円で設立。企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するマルチクラウド・インテグレーター事業を主軸に、モビリティ業務最適化クラウドサービス「Cariotサービス」の運営を行う。

主力のマルチクラウド・インテグレーター事業はEコマースやオンラインビデオ、コミュニティ、シェアリング、マ ッチングサービスなど、サービス企画からデザイン、マルチクラウド 開発、運用までをワンストップで提供するのが売り。自社プロダクトとして展開するCariotサービスは、モビリティ業務の最適化を支援するクラウドサービス。車載デバイス・スマホアプリを用いて、クルマのデータをリアルタイムに取得・可視化し、クルマの管理業務や走行のムダを抽出、改善・効率化を支援する。

同社は創業以来、Webモバイルアプリケー ションの開発を16年以上手掛け、Salesforceを中心にAmazon Web ServicesやHerokuなどのパブリッククラウドサービスを活用したマルチクラウドインテグレーションの開発を12年以上行ってきた実績を持つ。2019年11月には日本企業として初めて「Salesforce Partner Innovation Awards 2019」受賞した。直近の業績は2021年9月期売上高16億1,677万円、経常利益1億3,475万円、純利益1億1,429万円だった。

Data Base 株式会社フレクト

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