21日、医療法人向け経営支援などを手掛けるシーユーシー＜9158＞が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は 4,430円で、公開価格 1,920円を130.73%上回った。公開株数は7,360,000株、初値ベースの時価総額1,286億500万円、株式上場による資金吸収額 141.3億円。調達資金は新規の在宅ホスピス施設開設に伴う建設などにに充てる。
シーユーシーは、医療ポータルサイトの運営などを手掛けるエムスリーの子会社として2014年8月に設立。現在、国内連結子会社13社、海外連結子会社7社からなるグループを形成し、医療法人への経営支援をはじめ、訪問看護や在宅ホスピスの運営などを行う。2022年3月時点、訪問看護83拠点、ホスピス26拠点の計109拠点を展開する。
直近の業績は 2023年3月期売上収益 352億1,000万円、営業利益36億8,300万円、税引前 36億3,400万円、純利益 24億2,300万円だった。2024年3月期の業績予想は、売上収益 318億6,400万円、営業利益34億4,400万円、税引前 31億6,400万円、純利益 20億3,300万円見通し。
Data Base シーユーシー