Now Reading
”レスポンスの魔術師“ 売れるネット広告社、東証グロース上場。初値910円→837円 公開価格△8%下回る。資金吸収額9.4億円

”レスポンスの魔術師“ 売れるネット広告社、東証グロース上場。初値910円→837円 公開価格△8%下回る。資金吸収額9.4億円

アバター画像

23日、ネット通販向けデジタルマーケティング支援事業を展開する売れるネット広告社<9235>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は837円で、公開価格910円を△8.02%下回った。公開株数は1,035,000株、初値ベースの時価総額 28億8,800万円、株式上場による資金吸収額 9.4億円。調達資金は人件費や採用活動費のほか、販売促進、開発費用などに充てる。

売れるネット広告社は2010年1月に資本金100万円で設立。D2C(ネット通販)事業者向けにインターネット広告の費用対効果を改善するクラウドサービス「売れるD2Cつくーる」軸に、専任コンサルタントによるコンサルサービス「売れるネット広告こんさる」やランディングページなどの作成代行「売れるネット広告でざいん」、広告配信プラットフォーム「最強の売れるメディアプラットフォーム」などを提供する。 売れるD2Cつくーるはランディングページの制作から申し込みフォーム、フォローメール配信やLINE、SMSの配信まで、D2C事業者の広告に必要な機能をワンストップで提供するサービス。D2Cのネット広告の仕組み構築に特化し、費用対効果における1,200回以上のA/Bテストにより、5社中4社以上で成果の上がったものを基準としたノウハウの蓄積が強み。年間契約による月額14万9,800円で提供する。2023年7月末時点の課金クライアント数は169社。解約率は2020年7月期23%、2021年7月期62%、2022年7月期58%と推移し、2023年4月末時点で36.7%となっている。

直近の業績は、2023年7月期売上高 9億5,900万円、営業利益 1億5,100万円、経常利益 1億6,600万円、純利益 1億1,300万円だった。2024年7月期の業績予想は、売上高 10億5,100万円、営業利益 2億5,000万円、経常利益 2億4,500万円、純利益 1億5,200万円見通し。

創業者の加藤 公一レオ(1975)氏はブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。西南学院大学卒業後、三菱商事、ハバス・ワールドワイド・ジャパン(現ハヴァスジャパン)、アサツーディ・ケイ(現ADKホールディングス)を渡り歩き、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事してきた。これまでに多くのクライアントのネット広告を成功に導き、クライアント企業から”レスポンスの魔術師“との異名をとる。

Data Base 売れるネット広告社

© 2022 TOKYO GEEKS. All rights reserved. 

Scroll To Top