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仮想通貨取引コインチェック、SPACによるNASDAQ上場へ。売上208億円、純利103億円。マネックスがWeb3世界戦略推進

仮想通貨取引コインチェック、SPACによるNASDAQ上場へ。売上208億円、純利103億円。マネックスがWeb3世界戦略推進

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マネックスグループは22日、同社子会社の仮想通貨取引サービスを展開するコインチェックをSPAC(特別買収会社)スキームを用いて、2022年内に米国株式市場のNASDAQへ上場させる方針を固めた。Web3領域における世界戦略を推進していく計画で、そのためには世界最大の米国市場で資本を確保し、グローバルな人材を採用するとが肝要と判断した。

NASDAQ上場にあたり、マネックスグループコインチェックの持ち株会社としてオランダに設立したCoincheck Group N.V(CCG)(2月18日設立)と、既にNASDAQに上場しているSPACのThunder Bridge Capital Partners IV(THCP)との間で事業統合契約を締結。持株会社のCCGとTHCP(SPAC)を統合させることで、CCGを上場させる。CCGの株式評価額は17.5億 USドル(約2,100億円)。ティッカーシンボルは「CNCK」となる。上場後も、マネックスグループはCCGの72.5%の株式を保有する。

コインチェックは2012年8月設立。2014年にビットコイン取引所サービスを開始した。2018年1月にクラッキングによる約580億円の顧客資産が不正流出する事件が発生し、世間を賑わした。同年4月、マネックスグループがコインチェックの全株式を36億円で買収し、子会社化した。直近の業績は、2021年3月期売上高208億2,500万円、営業利益137億7,200万円、経常利益138億5,900万円、純利益103億500万円だった。

Data Base マネックスグループ コインチェック

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