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ソーシャルワイヤー、シェアオフィス事業「CROSSCOOP」国内9拠点をヒューリックに総額14.7億円で売却。横浜拠点は運営終了

ソーシャルワイヤー、シェアオフィス事業「CROSSCOOP」国内9拠点をヒューリックに総額14.7億円で売却。横浜拠点は運営終了

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企業のプレスリリース配信やシェアオフィス事業などを手掛けるソーシャルワイヤーは12日、国内シェアオフィス事業のうち、横浜拠点を除く国内9拠点の事業を会社分割により新設会社に承継し、同新会社の株式すべてを総額14億7,200万円で賃貸オフィス事業を展開するヒューリックに売却する方針を固めた。横浜拠点の「CROSSCOOP横浜」は、10月31日付で事業運営を終了。これに伴い、減損損失2億3400万円を計上した。新設会社の社名はCROSSCOOP株式会社。9月1日に設立し、同日付で全株式をヒューリックに譲渡する。

ソーシャルワイヤーは、2008年よりベンチャー企業向けのシェアオフィス「CROSSCOOP」の運営を開始。現在では国内10拠点に展開し、事業を拡大させてきた。一方、昨今のエネルギー費用などの高騰でシェアオフィス事業の運営コストが増加し、同社利益を圧迫。今後の成長性にも課題を抱えていた。直近の国内シェアオフィス事業の業績は2022年3月期売上高 14億6,400万円、営業利益5,600万円。2023年3月期の連結業績は最終利益が前期2800万円から△6億600万円の赤字へ転落する見込み。今後は経営資源を主力のデジタルPR事業や新規事業へ集中し、業績回復を図る。

Data Base ソーシャルワイヤー

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