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大正大学が在学生に一律5万円給付。新型コロナ対策臨時基金4億5千万円を開設し、在学生に緊急経済支援

大正大学が在学生に一律5万円給付。新型コロナ対策臨時基金4億5千万円を開設し、在学生に緊急経済支援

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都内の学校法人大正大学が29日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う学生への緊急経済的支援などを目的に4億5,000万円の新型コロナ対策臨時基金を開設したことを明らかにした。在学生に対して一律5万円を給付する。返済は不要で、使途の報告義務もない。また、保護者の収入激減など家計が急変した学生に対しては一名あたり最高30万円の授業料を免除するほか、学生本人のアルバイト収入が激減し、困窮した学生には最高20万円までの貸付を行う。


今回開設した新型コロナ対策臨時基金4億5,000万円は、同大学の奨学金基金と教育活動経費の一部からなる3億円のほか、同窓会などの同大学支援団体などから指定寄付金を1億円。加えて同大学法人役員や教職員などからの寄付金により拠出した。


大正大学では、5月11日からオンライン授業を開始するが、教育の質を担保するため、同基金以外にも特別予算を組む計画。就職を控える学生には、オンラインでの就職支援やキャリア教育プログラムをオンライン上で無償提供を行う。また、オンライン授業期間中は図書館の利用ができないため、学生に対してはWeb申込による図書の貸出と複写サービスを始める。貸出希望の図書は、宅配便などで学生の自宅へ送付する。コピー代、送料は大学が負担する。

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