Now Reading
メディア企業DXのINCLUSIVE、ホリエモンのロケット開発インターステラ テクノロジズと資本提携。人工衛星を活用したビジネスモデル構築へ

メディア企業DXのINCLUSIVE、ホリエモンのロケット開発インターステラ テクノロジズと資本提携。人工衛星を活用したビジネスモデル構築へ

アバター画像

メディア企業のDX支援を手掛けるINCLUSIVE<7078>がロケット開発のベンチャー企業インターステラ テクノロジズと組み、人工衛星を活用した産業支援ソリューションなど新たなビジネスモデル構築に乗り出す。INCLUSIVEは25日、インターステラ テクノロジズとの資本提携を発表。インターステラ テクノロジズへ現物出資の形で資本参加する。一方、インターステラテクノロジズもINCLUSIVEの株式 399,468株(5.12%)を取得することで合意。お互いに株式を所有し、今後、市場拡大が予想される宇宙産業領域で、まずは中長期的なビジネスの関係構築から始める。

インターステラ テクノロジズは2013年創業。ホリエモンこと、元ライブドア代表の堀江貴文氏が出資していることでも知られている。超小型人工衛星を低コストで打ち上げることのできるロケット開発を行っており、2019年5月4日に打ち上げた観測ロケット「MOMO」3号機は、国内の民間企業単体のロケットとして初めて宇宙空間に到達した。その後も2機が宇宙空間到達に成功。現在、100kgまでの超小型人工衛星を打ち上げるためのロケット「ZERO」の開発に注力しているほか、2021年1月に戦略子会社として Our Stars を設立。人工衛星の研究開発や人工衛星を活用したソリューション開発を進めている。

今回の資本提携には、堀江貴文氏の存在が背景にある。INCLUSIVEの代表藤田誠氏はライブドア出身で、堀江貴文氏とは旧知の中であり、同社株主でもある。その堀江貴文氏から2021年4月にインターステラ テクノロジズの紹介を受けたことがきっかけだった。今後は、人工衛星を活用した産業支援ソリューションや、これらのソリューションを活用したサービスなどを検討していくが、まずは観測ロケット 「MOMO」の広告ソリューション企画、開発、営業を支援することで、双方のシナジー効果を創出していく考え。

Data Base INCLUSIVE株式会社 インターステラテクノロジズ株式会社

© 2022 TOKYO GEEKS. All rights reserved. 

Scroll To Top