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GMOインターネット、ホワイトハッカー組織のイエラエセキュリティを92.6億円で子会社化。サイバーセキュリティ事業参入

GMOインターネット、ホワイトハッカー組織のイエラエセキュリティを92.6億円で子会社化。サイバーセキュリティ事業参入

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GMOインターネット(9449)がサイバーセキュリティ事業へ参入する。24日、国内最大規模のホワイトハッカー組織を有するイエラエセキュリティの株式1,108,638株(50.0%)を総額92億6,200万円で取得し、 子会社化する方針を固めた。イエラエセキュリティのサイバーセキュリティ技術がGMOインターネットグループとのシナジーを見込めると判断した。低価格で高品質の新たなセキュリティサービス開発に取り組むほか、電子証明書発行サービスや電子契約サービスを中核とした電子認証・印鑑事業に加え、セキュリティ領域での事業拡大を図る狙いだ。

イエラエセキュリティは、国内外のハッキングコンテストで高い実績を持つホワイトハッカーが中心となり、2011年12月に創業。Webアプリやスマートフォンアプリ、IoT機器向けセキュリティ脆弱性診断サービスなどのサイバーセキュリティ事業を展開する。2021年12月時点の所属するホワイトハッカーは 82名。サイバー攻撃者の手法を熟知し、攻撃者の視点からセキュリティ脆弱性診断を行う技術力が強み。直近の業績は2020年12月期営業収益41億1,500万円、経常利益△6億2,600万円、純利益△14億7,200万円だった。

今後は、GMOインターネットの新拠点「GMO タワー」内に、GMOサイバーセキュリティセンターを設置し、グループ内の人財交流・育成を行い、エンジニアやホワイトハッカーの育成、技術力向上に向けた取り組みに力を注ぐ。また、子会社化に伴い、イエラエセキュリティは 「GMO サイバーセキュリティ by イエラエ株式会社」に商号を変更する予定。

Data Base GMOインターネット イエラエセキュリティ

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