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広告プラットフォームのログリー、純損失△5.9億円へ下方修正。転職アンテナ子会社motoが業績悪化で減損△4.8億円。取締役引責辞任へ

広告プラットフォームのログリー、純損失△5.9億円へ下方修正。転職アンテナ子会社motoが業績悪化で減損△4.8億円。取締役引責辞任へ

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ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」などを展開するログリー<6579>は10日、2022年3月期の純利益を前回予想の1億1,300万円から一転、△5億9,800万円の赤字へ大幅な下方修正を行った。2021年4月に7億円で子会社化したmotoの業績が悪化した。同社が運営する転職アンテナ事業のSEOパフォーマンスが急速に悪化したことで売上、利益がともに当初事業計画より大幅に落ち込んだ。motoがログリーグループに占める営業利益の割合は104.4%を見込んでいたため、motoの業績がグループ全体に与える影響は大きく、当初の業績予想を修正した。その結果、moto に対するのれんを算定しなおし、のれんの減損損失△4億8,800万円を計上し、業績が大幅に落ち込む見通しとなった。

今回の業績悪化を受け、motoのM&A責任者だった取締役 COO 池永彰文氏が10日付で引責辞任する。池永氏はmotoへの投資額7億円を回収すべく、同社の代表取締役に就任。motoの創業者で同じく代表取締役の戸塚俊介氏と共に業績立て直しを図る。

Data Base ログリー moto

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