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ソニーから独立、独自AIで電力利用効率を最適化するインフォメティス、4/25東証グロースへ上場。売上5.6億円、最終△3億円

ソニーから独立、独自AIで電力利用効率を最適化するインフォメティス、4/25東証グロースへ上場。売上5.6億円、最終△3億円

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東京証券取引所は18日、AI技術で電力利用効率を最適化するエナジー・インフ ォマティクス事業を展開するインフォメティスの東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は2022年4月25日。

インフォメティスは2013年4月設立。ソニー(現ソニーグループ)の技術者だった創業者の只野太郎氏がソニーで研究、開発していた技術、システム資産などを有償で譲り受け、独立した。IoTデータプラットフォームに収集した電力センサーなどから得られるエネルギーデータを独自AI技術で解析し、電力利用効率を最適化するプラットフォームをSaaS型で提供するエナジー・インフ ォマティクス事業の展開を行う。

家庭や施設の総電力データから「どの家電がいつ、 どのくらい使われているか」をリアルタイムに推定する機器分離推定技術(Non-Intrusive Load Monitoring技術)を中核とし、デジタルツインや数理最適化なども活用したエネルギーデータ解析に特化した独自AI技術が同社の強みだ。直近の業績は、2021年3月期売上高5億6,500円、経常利益△3億2,200万円、純利益△3億900万円だった。

Data Base インフォメティス

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