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PC周辺機器大手メルコHD、連結子会社の経理社員が約1億円を横領。不正送金、隠蔽工作など、その手口を公開

PC周辺機器大手メルコHD、連結子会社の経理社員が約1億円を横領。不正送金、隠蔽工作など、その手口を公開

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PC、通信機器の製造、販売などを手掛けるメルコホールディングスは26日、同社が1月27日付で公表した連結子会社シマダヤ関東の経理業務を担当していた社員が自身の立場を利用した不正行為における社内調査で、同社員による横領金額の合計が約9,800万円にのぼったことを明らかにした。

不正行為は、2017年5月から 2021年12月までの間、計274回にわたり行われていた。取引銀行のインターネットバンキングに利用するカード型トークンを不正利用し、自己名義口座へ振込み、その都度、自身のキャッシュカードで現金を引き出していたほか、社内の小口現金などを着服していた。犯行発覚を防ぐため、経費を架空、水増し計上し、四半期毎の決算時に帳簿上の預金残高を実際の預金残高に合わせていた。入出金明細照会表の提出を求められた際には、入出金明細照会表を偽造するなど隠蔽工作をしていた。

今年1月に入り、取引先から口座残高の不足による代金の引き落としができなかったと連絡を受け、今回の不正行為が発覚。同社は、経理業務の一部を同社員に任せきりにしていたことや、金庫の鍵などの管理、インターネットバンキングの権限設定ルールなどに不備があったことなどを不正発生の原因にあげ、同社員に対しては4月18日付で刑事告訴した。

Data Base メルコホールディングス

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