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雨風太陽、東証グロース上場。初値は1,044円→1,320円。公開価格26%上回る。資金吸収額6.2億円。CtoCプラットフォーム展開

雨風太陽、東証グロース上場。初値は1,044円→1,320円。公開価格26%上回る。資金吸収額6.2億円。CtoCプラットフォーム展開

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18日、生産者と消費者を結ぶECプラットフォームを展開する雨風太陽<5616>が東証グロース市場へ新規株式を上場した。初値は1,320円で、公開価格1,044円を26.44%上回った。公開株数は598,800株、初値ベースの時価総額 31億円、株式上場による資金吸収額 6.2億円。調達資金は広告宣伝やシステム構築費、営業支援システムの利用費用のほか、オフィス移転費用などに充てる。

雨風太陽は2015年2月設立。生産者から直接購入できるCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の運営を軸に、生産者の下で自然体験をする「ポケマルおやこ地方留学」や、地方へ分散納税しながら生産者から返礼品が直接届く「ポケマルふるさと納税」などのサービスを展開する。 ポケットマルシェは生産者と消費者が直接コミュニケーションできるECプラットフォーム。生産者は野菜・果物・魚介類を中心に多様な食材を出品できる。一方、都市圏在住者を中心とする消費者は、バラエティ豊かな四季折々の食材を産地から直接購入できる。収益モデルは販売手数料。直接生産者とコミュニケーションが取れる仕組みが売りで、これまでに生産者と消費者の間で累計800万回以上のやり取りが発生しており、安定した売上成長と収益基盤となっている。2016年にサービス開始し、2023年9月時点、生産者の登録数は全国各地約7,900人、70万人以上のユーザーが登録する。

直近の業績は、2022年12月期売上高 6億3,500万円、経常利益 △3億2,100万円、純利益 △3億2,200万円だった。2023年12月期の業績予想は、売上高 9億5,500万円、営業利益△2億4,700万円、経常利益 1億8,100万円、純利益 △1億8,500万円の見通し。

Data Base 雨風太陽

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