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企業オフィスに野菜を届けるKOMPEITO、コロナ禍で地方ニーズ拡大。VC6社から総額13億円調達。地方強化へ

企業オフィスに野菜を届けるKOMPEITO、コロナ禍で地方ニーズ拡大。VC6社から総額13億円調達。地方強化へ

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オフィスに野菜やフルーツなどを定期的に届けるサービス「OFFICE DE YASAI」を展開する KOMPEITOが、地方強化へ乗り出す。コロナ禍において、完全リモートワークに移行できない業界や地方企業、社員食堂の運営ができなくなった企業などの需要が拡大。中でも地方ニーズが顕著に伸びており、地方での製造パートナー開拓を積極化させる方針を決めた。現在、北海道、関東、関西、沖縄の4エリアに製造工場や物流網を持つが、これらを全国に拡大。「地産地消」「新鮮・近距離配送」を目指してローカライズしていく。

そのための資金として同社は3日、シリーズCとなる総額約13億円を既存株主2社と新規投資家のベンチャーキャピタル4社から調達したことを明らかにした。今回の資金調達に応じたのは、既存株主のニッセイ・キャピタルインキュべイトファンドに加え、新たにJICベンチャー・グロース・インベストメンツDDホールディングス ベンチャーキャピタル、中国銀行、​​とっとりキャピタル、NOBUNAGAキャピタルビレッジのベンチャーキャピタル計6社。創業からの累計調達額は約20億円となった。

「今回の調達を経て、“つくり手とつかい手を豊かに“すべく、「地方への展開強化」と「健康サービスへの進化」の二軸でケタ違いな成長を目指してKOMPEITO社一丸となって取り組んでいきますのでご期待ください。」(代表 渡邉 瞬氏)。

KOMPEITOは2012年9月に設立。企業のオフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置し、サラダやフルーツ、お惣菜などを定期的に届ける福利厚生サービス「OFFICE DE YASAI」を運営している。OFFICE DE YASAIは2014年にサービスを開始し、ベンチャー企業から大手企業、医療機関など全国3,500拠点以上に導入してきた。コロナ禍においても新規契約件数を150%以上伸長。2020年からは新規事業として、AI需要予測機能を搭載したサラダの自動販売機「SALAD STAND(サラダスタンド)」をスタートし、第一号機を渋谷に設置。今春からその設置台数をさらに増やし、事業を拡大を目指す。

Data Base KOMPEITO

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