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2022年上半期IPO、初値ベース時価総額ランキング1位は断トツANYCOLOR 1,442.6億円。株式上場による調達資金額1位は?

2022年上半期IPO、初値ベース時価総額ランキング1位は断トツANYCOLOR 1,442.6億円。株式上場による調達資金額1位は?

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2022年度上半期(1-6月)に新規株式上場した企業は37社だった。市場別では東証グロースが17社と最も多く、次いで東証マザーズ10社、東証スタンダード4社、東証2部3社、東証1部1社、ジャスダック1社、名証ネクサス1社。2022年は新型コロナウィルスに加えてロシアのウクライナ侵攻などの影響もあり、上場承認後に上場を取りやめた企業が8社あったが、うち1社(トリプルアイズ)は再度上場申請後に承認を受け、株式を上場した。 

 

初値ベースの時価総額1位はANYCOLOR/ VTuberグループ「にじさんじ」運営など 

初値ベースの時価総額がもっとも大きかったのは、6月8日にグロース市場へ上場したANYCOLORで、断トツの1,442億6,800万円だった。2位のM&A総合研究所(6/28上場、グロース)は465億1,000万円。次いで、サンウェルズ(6/27上場、グロース)270億200万円、イーディーピー(6/27上場、グロース)208億7,100万円、坪田ラボ(6/23上場、グロース)199億5,500万円と続いた。 

ANYCOLORは2017年5月設立。 バーチャルキャラクターがYouTube上で動画配信を行うVTuberグループ「にじさんじ」の運営を軸に、所属VTuberグッズなどのコンテンツ販売やイベント開催のほか、所属VTuberを用いた企業の商品、サービスのプロモ ーションなどを行う。2021年4月期の売上高は 76.3億円、純利益 9.3億円。上場初日は初値が付かず、上場2日目に4,810円で初値。公開価格(1,530円)を214.38%上回った。株式上場による資金吸収額は27.5億円だった 

 

初値騰落率 1位はサークレイス/「Salesforce」の導入、運用支援サービスなど 

初値の騰落率1位は、人材派遣会社パソナグループ子会社サークレイス。4月12日に東証グロース市場に上場し、上場初日は初値が付かず、上場2日目に2320円で初値を付け、公開価格(720円)を222.22%上回った。騰落率2位は214.38% のANYCOLOR、3位は騰落率150%のトリプルアイズ 

サークレイスは2012年11月にパソナグループとTquila International(シンガポール)の合弁会社として設立。クラウドプラットフォーム「Salesforce」の導入、運用支援サービスなどを手掛けている。2021年3月期(連結)売上高は 18億1,300万円、純利益 △6,300万円。株式上場に伴う資金調達額は6億2,100万円、初値ベースの時価総額は95億1200万円だった。 

 

 

調達資金額1位はビーウィズ/クラウドPBX「Omnia LINK」を活用したコンタクトセンター・BPOサービスなど 

株式上場に伴う資金調達額がもっとも大きかったのは、3月2日に東証1部へ上場したパソナグループ子会社ビーウィズの85億3,300万円だった。次いでサンウェルズ65億4,788.8万円、M&A総合研究所63億6,245.4万円と続いた。 

ビーウィズパソナーグループの子会社で、2000年5月に三菱商事とソフトバンクグループの合弁事業会社として設立。2015年12月、パソナグループが全株式を取得し、完全子会社化した。おもに自社開発のクラウドPBX「Omnia LINK」を活用したコンタクトセンター・BPOサービスのほか、AI・DXソリューションの開発・販売などを行っている。2021年5月期連結売上高288億4,500万円、純利益16億5,500万円。初値は、公開価格1,400円を△5.71%下回る1,320円。初値ベースの時価総額は180億8400万円だった。 

Data Base ANYCOLOR サークレイス ビーウィズ

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