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バーチャル空間に“世界”を自動生成するAI開発 スペースデータ、総額14.2億円調達。メタップス創業の佐藤航陽氏が設立

バーチャル空間に“世界”を自動生成するAI開発 スペースデータ、総額14.2億円調達。メタップス創業の佐藤航陽氏が設立

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宇宙スタートアップスペースデータは3日、Spiral Capital、宇宙フロンティアファンド、KDDI Open Innovation Fund3号、GREE Ventures、 THE CREATIVE FUND、Headline Asia、 MZ Web3ファンドのほか、じげん代表の平尾丈氏、メルカリ共同創業者の富島寛氏、ZOZO創業者の前澤友作氏からシードラウンドとして総額14.2億円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金で企業や行政向けにメタバースやデジタルツインにおけるさまざまなソリューションを提供していく 
 
スペースデータは、メタップス(2015年マザーズ上場)創業者の佐藤航陽氏が2017年1月に設立。人工衛星データによる地球の地理空間情報をAIに学習させて、3DCG技術を用いてバーチャル空間にもう1つの地球を自動生成するアルゴリズムの開発を行っている。同AIアルゴリズムは、3Dモデルの自動生成を得意としており、近い距離でも景観が劣化しにくいため、VRやゲーム、映像制作などの用途にも活用しやすいのが特徴。都市開発や自動運転などの大企業向けや防衛防災や宇宙開発などの国家向け需要への応用も期待できるという。将来的には交通量・人通り・昼夜・四季・気温・植物分布・夜間光量など現実世界のあらゆるデータを取り込み、バーチャル空間にもうひとつの「世界」を再構築する AIを目指しいく 

Data Base スペースデータ

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