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米UCLA MBA女性起業家率いるソレクティブ、総額3.1億円調達。フリーランスの社会的地位向上掲げフリーランスプラットフォーム展開

米UCLA MBA女性起業家率いるソレクティブ、総額3.1億円調達。フリーランスの社会的地位向上掲げフリーランスプラットフォーム展開

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フリーランスプラットフォームを展開するソレクティブは7日、KUSABIをリードインベスターに据え、既存投資家の千葉道場ファンドに加えて、ココナラスキルパートナーズ、Kepple DX Fund、90s、Chatwork 代表 山本正喜氏などからプレシリーズAとなる総額約3.1億円の資金調達を行なったことを明らかにした。調達資金は人材採用に投下し、組織体制、プロダクト開発の強化を図る。

ソレクティブは2020年1月設立。フリーランスと企業を繋ぐマッチングプラットフォーム「Sollective」の開発、運営のほか、フリーランスを採用する企業向けの業務委託契約書DXツール「契ラク by Sollective」の提供などを行なっている。コア事業のSollectiveは、フリーランスファーストを掲げる完全審査制のフリーランスプラットフォーム。審査制のプラットフォームのため、フリーランスはより良質な案件、そして企業もより質の高い人材採用が見込める。フリーランスは、同プラットフォームを介して企業と直接やりとりが可能で、応募企業との契約締結時に報酬から手数料や仲介料を取られることはない。

業務委託契約書ツールの契ラク by Sollectiveは弁護士監修による業務委託契約書のテンプレートをベースにした安全な契約文書を作成から送信、署名、保存まで最短5分で完了できる無料サービス。準委任契約と請負契約の2種類の業務委託契約に対応しており、「延滞料金の条項」や「実績掲載許可」をオプション項目として入れるなど、フリーランスファーストの契約文書の設計が特徴だ。

代表の岩井エリカ氏は、米UCLA Anderson School of ManagementでMBAを取得後、アメリカでHRを経験。海外と日本のフリーランスの違いに衝撃を受け、日本のフリーランスの社会的地位向上を掲げ、同社を創業した。「現在、日本でのフリーランスに対しての評価や待遇は好ましいものではありません。支払いや契約に関するトラブルを無くし、フリーランスであっても住宅ローンが組めるなど、社会的な地位を確立していくことを目標として掲げています。」(代表 岩井氏) 

Data Base ソレクティブ

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