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東大発ベンチャー ロボット義足開発 BionicM、総額3.7億円調達。東大ヒューマノイドロボティクス技術応用

東大発ベンチャー ロボット義足開発 BionicM、総額3.7億円調達。東大ヒューマノイドロボティクス技術応用

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ロボット義足を開発するBionicMは1月31日、NVenture Capital、新生企業投資、東京大学協創プラットフォーム、きらぼしキャピタル、ちばぎんキャピタル、 AIS CAPITAL、井戸義経氏(元ANKER JAPAN 代表)、厳浩氏(EPSホールディングス 会長)から総額3.7億円の資金調達を行なったことを明らかにした。調達した資金で組織体制を強化し、ロボット義足の次期モデルや技術研究の開発、販売拡大、事業成長の加速を図る。

BionicMは2018年12月に設立。東京大学のヒューマノイドロボティクス技術を応用し、膝の屈曲伸展を能動的に行える動力アシスト機能をもつロボット義足「Bio Leg」の開発、製造、販売を行う。Bio Legは、義足に備わった動力により、装着者の負担を軽減し、自然な動作やアクティブな動きをサポートするロボット義足。可変出力ショートブレーキ機能や、バックドライブ時の逆起電圧保護機能、バックドライブ時のエネルギー回生機能などの特徴をもつモータドライバ技術を独自開発し、小型で安全で、瞬時に大きなアシスト力を発揮する義足を実現した。また、複数のセンサーを搭載し、装着者の日常生活の動作データを取得。今後は、これらのデータとセンシング技術を活かして、リハビリ分野や、歩行動作解析の研究などの領域での活用を検討していく。 

 

Data Base BionicM

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