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決済機能搭載リング型ウェアラブルデバイス EVERING、純損失△1.9億円→△4.2億円赤字大。2020年MTGからスピンオフ

決済機能搭載リング型ウェアラブルデバイス EVERING、純損失△1.9億円→△4.2億円赤字大。2020年MTGからスピンオフ

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決済機能搭載リング型ウェアラブルデバイスの製造、販売を行う EVERINGが公表した決算公告によると、2022年9月期(3期)の純損失は前期 △1億9,984.6万円から△4億2,102.6万円へ赤字が拡大した。利益剰余金は △7億4,175.2万円、総資産 12億2,962.9万円だった。

EVERINGは、健康・美容関連製品などを手掛けるMTGの指輪型デバイス「エブリング」事業からスピンオフし、MTGの連結子会社として2020年に設立。決済機能を搭載したリング型ウェアラブルデバイス「EVERING(エブリング)」の製造、販売を行う。 EVERINGは、事前に登録したクレジットカードでお金をチャージすることで、決済端末にかざすだけで支払いができるリング型ウェアラブルデバイス。電力は端末側から取るため充電の必要がない。防水にも対応しており、装着したまま入浴もできる。親会社のMTGが2017年に買収した英国企業の技術を元に開発した。

2021年5月に開始した先行予約販売は即日完売し、7月の先行予約販売第2弾でも数日で完売した。2021年10月1日より一般販売を開始。販売当初は決済機能だけだったが、2022年3月からは、スマートロック「bitlock」と連携。指輪をかざすだけでドアの解錠が可能となった。将来的には決済やドアの解錠に加え、公共交通機関での利用やヘルスケア、レジャー・観光、エンタメなどあらゆる生活シーンでの利用を目指している。 

Data Base EVERING

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