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北大発スタートアップ 大熊ダイヤモンドデバイス、シード総額1.4億円調達。世界初ダイヤモンド半導体の実用化へ開発を加速

北大発スタートアップ 大熊ダイヤモンドデバイス、シード総額1.4億円調達。世界初ダイヤモンド半導体の実用化へ開発を加速

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北海道大学発スタートアップ大熊ダイヤモンドデバイスは24日、リードインベスターのCoral Capitalに加え、グロービス・キャピタル・パートナーズからシードラウンド総額1.4億円の資金調達を行なったことを明らかにした。

大熊ダイヤモンドデバイスは2022年3月設立。北海道を拠点に世界初のダイヤモンド半導体の社会実装を目指し、研究開発を行う。ダイヤモンド半導体は次世代の5Gを超える超高速通信インフラ、電動航空機、電動自動車、電動船舶などの省エネデバイスとして期待されており、1980年代に日本が世界で初めてガスからの人工ダイヤモンド合成に成功している。以降30年以上、世界中で研究開発がされており、同社でも北海道大学や産業技術総合研究所において、これまでに10年超に及ぶ研究を重ね、世界で初めてダイヤモンド半導体が実用的な増幅器として動作するレベルに達したことで創業に至った。今回調達した資金でダイヤモンド半導体の早期実用化を目指し、人材採用の強化、研究開発を加速する。

Data Base 大熊ダイヤモンドデバイス

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