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東工大准教授が創業 elleThermo、シード5千万円調達。半導体増感型熱利用電池を活用した発電システムの社会実装を目指す

東工大准教授が創業 elleThermo、シード5千万円調達。半導体増感型熱利用電池を活用した発電システムの社会実装を目指す

東工大発エネルギーテックベンチャー企業のelleThermoは14日、みらい創造機構からシードラウンドとして総額5,000万円の資金調達を行なったことを明らかにした。

elleThermoは2023年2月に設立。東京工業大学発のコア技術「STC(半導体増感型熱利用電池)」を活用し、室温以上の未利用排熱で電力を生み出し、限られたスペースを有効に活用できる安定した発電システムの開発、実用化を行う。STCは室温程度の低温度帯に存在する熱により発電ができること、また温度差を必要とせず発電できることが特徴。東京工業大学准教授である代表の生方祥子氏が、自身が研究していた色素増感型太陽電池における「色素の光励起」を「半導体の熱励起」に変えて発電するSTCを着想し、同技術の社会実装を目的に同社を創業した。今回調達した資金を活用し、大学の研究室で試作されたSTCを産業上実用可能なサイズまで大型化し、耐久性を検証。併せて、エンドユーザと共同でユースケース開発、仮説検証に取り組んでいく。

「数年にわたるSTC理論の証明を経て、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の社会還元加速プログラム(SCORE)イノベーションデザイン・プラットフォーム(GAPファンド)、 JST 大学発新産業創出プログラム(START)大学・エコシステム 推進型 スタートアップ・エコシステム形成支援(GTIE)に採択いただきました。その後、研究の進捗と事業化のタイミングを検討し、2023年2月22日、CIC Tokyoに本社を設置するに至りました」(代表 生方祥子氏)

Data Base elleThermo

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