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AI画像認識プラットフォームのトリプルアイズ、東証マザーズへの新規上場を中止。2022年に入り3社目

AI画像認識プラットフォームのトリプルアイズ、東証マザーズへの新規上場を中止。2022年に入り3社目

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3月4日に東証マザーズへの新規上場を予定していたトリプルアイズは10日、直近の市場動向などを考慮し、株式上場を取りやめる方針を決めた。これを受け、東京証券取引所は同日、トリプルアイズの上場承認を取り消した。2022年に入り、新規上場を取りやめた企業は、ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング、ノーザに続いて3社目。いずれも新型コロナウイルスのオミクロン株の世界的な感染拡大や直近の株式市場全般の動向などを考慮したものだった。

トリプルアイズは2008年9月に資本金360万円で設立。独自開発AIエンジンを強みとしたAIソリューション事業を主軸に企業研修事業や将棋道場・教室の運営などを行う。主力のAIソリューション事業は、AIエンジンを独自に設計、構築できるSIer・システム開発会社として、顧客先ニーズに最適なAIシステムをトータルで提供するほか、独自開発したAIエンジンによる画像認識プラットフォーム「AIZE」の展開も行っている。直近の業績は、2021年8月期売上高21億2,200万円、経常利益8,300万円、純利益 3,800万円だった。

Data Base トリプルアイズ

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