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技術力強み 航空機部品ベンチャー企業 AeroEdge、7/4東証グロース上場へ。売上19.6億円、経常1千万円

技術力強み 航空機部品ベンチャー企業 AeroEdge、7/4東証グロース上場へ。売上19.6億円、経常1千万円

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29日、東京証券取引所が航空機用エンジン部品の加工生産、販売を行うAeroEdgeの東証グロース市場への新規上場を承認した。上場予定日は7月4日。

AeroEdgeは、自動車や建設機械などに使用される歯車部品を製造する菊地歯車が2015年9月に100%出資で設立(資本金3千万円)。技術力と品質保証まで一貫した管理体制を強みに、仏Airbus製A320neoファミリー機と米Boeing製737MAX機用エンジン「LEAP」に搭載するチタンアルミ製の低圧タービンブレードの加工生産・販売を行う。現在、航空機エンジンメーカー大手仏SAFRANと、LEAPエンジン搭載のチタンアルミブレードにおいて、2022年6月から2026年まで同一価格で供給する契約を締結。同需要の35%のシェアを持つ。また、チタンアルミブレードの加工で培った高い技術力、経験のほか、Additive Manufacturing技術も活用し、空飛ぶクルマといった電動垂直離着陸機(eVTOL)用部品やガスタービン用部品の受託加工も手掛ける。直近の業績は、2022年6月期(7期)売上高 19億6,469.4万円、経常利益 1,076.4万円、純利益 732.1万円だった。

Data Base AeroEdge

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