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東北大学発宇宙ベンチャーElevationSpace、シードで3.1億円調達。2023年技術実証機打上げ、2026年事業化目指し開発強化へ

東北大学発宇宙ベンチャーElevationSpace、シードで3.1億円調達。2023年技術実証機打上げ、2026年事業化目指し開発強化へ

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ISS(国際宇宙ステーション)に代わる小型宇宙環境利用プラットフォームを開発する東北大学発ベンチャー企業のElevationSpaceが、2023年後半に技術実証機の打上げ、2026年の事業化を目指して研究開発、事業開発を本格化させる。そのための資金として、ベンチャーキャピタルのジェネシア・ベンチャーズをはじめ、みらい創造機構、MAKOTOキャピタル、リバネスキャピタル、東北大学ベンチャーパートナーズ、Plug and Play Japanの計6社から総額約3.1億円の資金調達を行ったことを9日、明らかにした。社外取締役にジェネシア・ベンチャーズ から河合将文氏も迎え入れ、組織体制、ガバナンスの強化にも乗り出す。

ElevationSpaceは2021年2月設立。ISSの2030年末運用終了の計画を受け、北大学の吉田・桒原研究室で開発してきた多くの小型人工衛星における知見を活かし、人工衛星内で実験や製造などを行うことのできる小型宇宙利用・回収プラットフォーム「ELS-R」の研究、開発を行っている。CAMPFIREで行ったクラウドファンディングでは、目標金額を達成し、約525万円の資金を集め、昨年10月にはプレシードラウンドとしてVCや個人投資家などから3,000万円を調達。補助金などを含めると、これまでの累計資金調達額は約3.5億円となった。

Data Base ElevationSpace

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