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元GooglePMら創業、遠隔コミュニケーションシステム開発のtonari、総額4.5億円調達。時間と場所にとらわれない働き方実現

元GooglePMら創業、遠隔コミュニケーションシステム開発のtonari、総額4.5億円調達。時間と場所にとらわれない働き方実現

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離れた2拠点をつなぐ遠隔コミュニケーションシステムを開発するtonariは、プレシリーズAラウンドとしてリアルテックファンドOne Capitalから総額4.5億円の資金調達を行った。調達した資金で人材採用による組織体制の拡大や、ハードウェアとソフトウェアの開発、量産体制を構築し、販売体制の強化を図るほか、日本との時差が少ないシンガポール進出へ向けた準備も進め、国内外の認知拡大に取り組む考え。

tonariは2018年6月設立。元GoogleのPM(プロダクトマネージャー)のタージ・キャンベル氏とエンジニアの川口良氏が創業した。離れた2拠点をシームレスにつげる等身大の映像システム「tonari」の開発、販売を行う。tonariはオフィスに等身大のスクリーンを設置し、スクリーン上に奥行きのある空間を映し出すことで2つの空間をつなぎ、分散する事業拠点をあたかもひとつの空間のようなリアルな感覚を醸成する映像システム。コロナ禍以降、在宅ワーカーが増加したが、tonariを導入することで、空間を超えてさまざまな場所で働くチームと毎日顔を合わせて働くことが可能になり、時間と場所にとらわれない働き方を実現する。2019年にパイロット版を開発し、2020年から法人向けに販売を開始。れまでに、JR東日本、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC / DEJIMA)、オカムラ、損保ジャパン、フロンティアコンサルティングの5社に導入した。現在、法人向け販売に注力しているが、将来的には一般家庭用や教育、介護、遠隔医療の分野へ事業領域を広げていく計画だ。

Data Base tonari

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