Now Reading
5年4.5万人超 企業年金サービス ベター・プレイス、東大IPCなどシリーズB総額3.8億円調達。地銀と提携強化、26年度加入者17.5万人へ

5年4.5万人超 企業年金サービス ベター・プレイス、東大IPCなどシリーズB総額3.8億円調達。地銀と提携強化、26年度加入者17.5万人へ

アバター画像

企業年金制度の導入、設計をサポートするベター・プレイスは23日、リードインベスターの東京大学協創プラットフォーム開発をリードインベスタートして、PARAMOUNT BED Healthcare Fund、15thRock、みずほキャピタル、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ、大分ベンチャーキャピタル、ほくほくキャピタルなどからシリーズB総額3.8億円の資金調達を行ったことを明らかにした。累計資金調達額は10.1億円。調達した資金で地方銀行との提携を強化し、企業年金制度「福祉はぐくみ企業年金基金」の普及を全国に拡大。2026年度までに加入者17.5万人を目指す。

「ささやかに暮らしている市井の人びとが、お金の心配なく暮らせるお手伝いをしたい。という弊社事業の出発点になっています。お金持ちではない人、金融リテラシーが高くない人でも資産形成できるようにと『福祉はぐくみ企業年金基金』を立ち上げました」(代表 森本新士氏)

ベター・プレイスは2011年10月に設立。企業年金「福祉はぐくみ企業年金基金」を中心に退職年金制度の導入設計・サポートや、企業年金DXシステム「はぐONE」の提供などを行う。福祉はぐくみ企業年金基金は元手なしで退職年金制度の構築が可能で、経営者や役員も加入できるのが特徴。従業員側も原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べ、退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取ることができるなどのメリットがある。2018年に設立した同企業年金基金は5年間で、加入事業所数1,386、加入者数45,722人(2023年7月現在)に達した。

Data Base ベター・プレイス

© 2022 TOKYO GEEKS. All rights reserved. 

Scroll To Top