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「取材手法は極めて悪質」HIROTSUバイオサイエンス、経済メディア「NewsPicks」運営ユーザーベースを相手取り民事訴訟へ

「取材手法は極めて悪質」HIROTSUバイオサイエンス、経済メディア「NewsPicks」運営ユーザーベースを相手取り民事訴訟へ

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線虫がん検査サービスを展開するHIROTSUバイオサイエンスは26日、事実誤認にもと基づく記事により、同社の名誉を毀損したとして、経済メディア「NewsPicks」を運営するユーザーベースを相手取り、記事の削除、謝罪広告の掲載などを求めた民事訴訟を提起する方針を固めた。また、当該記事が元従業員により不正入手された営業秘密に基づくものである蓋然性が高いことも判明したとして、所轄警察署と協議の上、元従業員に対して名誉毀損罪、不正競争防止法違反における告訴状の提出に加え、損害賠償などを求めた民事訴訟を提起する。

問題となったのは、“線虫がん検査「N-NOSE」に対する疑義を関係者の証言や内部資料によって浮き彫りにする”といった内容の特集記事。NewPicks上で9月11日から6回に渡って掲載された。HIROTSUバイオサイエンス側は、「記者の思い込みや知識不足により書かれた事実誤認に基づく記事」と主張しており、「弊社に批判的な関係者の一方的な証言や資料等で塗り固めるといった印象操作によって、ありもしない捏造や不正をでっちあげる記事内容とその取材手法は極めて悪質」と訴訟に踏み切った。今後は、一連の民事訴訟や刑事告発の中で、同社の正当性を主張していく。

HIROTSUバイオサイエンスは2016年8月設立。がん特有の微量な匂い物質を検知する線虫の能力を利用した線虫がん検査「N‒NOSE」の開発、販売を行う。N‒NOSEは、嗅覚に優れた線虫ががんの匂いを高精度に検知することを利用し、簡便にがんの有無を調べられる、がんの一次スクリーニング検査。尿を使うため被検者に苦痛がないのが特徴。高感度で安価、早期発見の利点を持ち、がん患者を「がん」と判定する感度は、最新の臨床研究結果では約90%の高精度を示す。線虫が反応することが確かめられているがん種は、口腔・咽頭がん/食道がん/肺がん/乳がん/胃がん/肝臓がん/すい臓がん/胆のうがん/胆管がん/大腸がん/腎臓がん/膀胱がん/卵巣がん/子宮がん/前立腺がんの 15種類。2020年1月に実用化し、2023年8月には累計利用者数50万人突破。法人での導入は 1,700 社を超えた。

Data Base HIROTSUバイオサイエンス

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